【テーマ】コーチング納め・コーチのコーチング三昧!
【講師】最上 輝未子氏、 鮫島 宗哉氏

12月10日(土)、天神の岩田屋近く、福商会ビルの会議室にて、第44回コーチ協会福岡支部勉強会が開催されました。いつもの勉強会と違い、支部運営委員による、日本コーチ協会第7回大会(11月5日開催)の報告に始まりました。

はじめに、鮫島コーチより、コーチングに関する最新データ、コーチ21の伊藤守氏、アメリカのコーチング業界のパイオニアのデービッド・ゴールドスミス氏の講演の報告。
そして、最上コーチよりメディカルコーチングの報告、デービッドの6分コーチングのワークショップ、と前半だけでも盛りだくさんの内容でした。各プログラム、私の感想も交えながら少しずつ報告させていただきます。

まず、伊藤氏の言葉より。

「人は変わらない。人と人との間にある関係を変える。つまり、自分は変わらないが、自分のコミュニケーションは変えられる。」

あなたは、変わらないで、そのままでいいんですよ。ほんの少し、コミュニケーションを変えるだけで大きく関係を変えることだってできるんですよ。という大きな承認の言葉に感じられます。伊藤氏の本と同じ印象の言葉。これから、私の中でよく思い出される言葉になりそうです。

次に、デービッド氏は、コーチは理想と現実の間にあるギャップを見せることを恐れてはいけない。特に、起業、独立といった人生の大きな挑戦に対して、ということを強調していました。

コーチは夢を描いて、クライアントを気分よくさせるだけではいけない。現実とギャップを見せるのもコーチの仕事。そのため質問として、クライアントが答えたくないと思うものこそが、いい質問だ。つまり、クライアントにとって”いい質問”とは、クライアントをいい気持ちやいい気分にさせることではなく、クライアントにとってより効果的かどうかという視点である、ということです。

それから、デービッドのワークショップでの6分コーチングを参加者全員で試してみました。これは6分を、聞く2分・フィードバック1分・短い質問2分・承認1分、という時間配分を決めてしまうというものでした。

やってみた参加者から感想です。
コーチは聞きながら、質問を考えなくていいので、聞く時間は聞くことに集中できる。
クライアントからは、2分で伝えたいことをまとめることが、テーマをまとめて伝える練習になる。
この方法で、コーチングがうまくいった参加者の方がたくさん。
うまく機能したようです。

私自身、時間配分がコーチとクライアントの共通の認識としてあることは、双方にとって安心したコーチングを展開できる要素のひとつだど感じました。ファシリテーションの一種になる印象も持ちましたが、みなさまはどう思われますか?

特に印象に残ったのは、メディカルコーチングの話です。コーチングは身近で使えるというイメージがありますが、私にとっては、身近ではない医療業界。病院という場所で、どのように使われているのか、疑問に思っていたものが、この報告で見えてきました。

・スタッフとスタッフ、スタッフと患者、スタッフと患者の家族でのコミュニケーションに使う。
・糖尿病患者などの自己管理にコーチングフローとほぼ同じ手法を使う。
・医療業界ではコーチングの成果がデータで証明されたものであることが特に重視される。

またひとつ、専門分野におけるコーチングを垣間見ることができました。
このように現場の生情報を聞けることが私にとって勉強会の楽しみの一つです。

最後は「2006年あなたは?」というテーマを参加者同士でコーチングし、今年最後の勉強会を終わりました。

私は、1つの目標として、来年、ピアノを買うことを決めました。1年の終わりにこのような時間を持ち、立ち止まって来年の抱負を考えるきっかけになりました。他にもしたいことがたくさんあって、どんな1年にするか、これから、じっくり考えて決めて行いこうと思います。
長くなりましたが、終わりに、10月より、コーチとしての本格活動を開始し、今期から、福岡支部の運営委員をさせていただいています。これまでと違う形で、勉強会に参加することになりました。皆様にとってよりよい勉強会、そして出会いの場を提供できたら、と思っております。勉強会でお会いしましたら、お気軽にお声かけください。

2006年が皆様にとって素晴らしい1年でありますように。

(福岡支部運営委員/荻原 聖子)